原付一種は「今月末で生産終了」。
次の正解は“新基準原付”か“電動”か?
それとも“免許不要の特定小型”か?
10月が終わると、50ccの原付一種は新車が手に入らなくなります。
背景にあるのは、11月から始まる新しい排出ガス規制。
しかし、安心してください。手元の50ccは引き続き乗れます。
そして、11月からは、原付免許で乗れる「新基準原付(125cc以下・4.0kW以下)」が登場。
さらに、免許不要の“特定小型原付”にも注目が集まっています。
いま必要なのは「焦って買う」ではなく、自分の移動距離・費用・保守性で冷静に選ぶこと。
本記事は、今月末(10月31日)を区切りに何が変わるのか、
何を選ぶべきかを最短で判断できるように整理しました。
終わること:国内メーカーの50cc原付一種の新車生産が10月31日で終了。
きっかけは11月からの新排ガス規制。
続くこと:既存の50cc車は引き続き公道走行OK(登録・保安基準・保険などの条件は従来どおり)。
始まること:原付免許で乗れる「新基準原付」(総排気量125cc以下・最高出力4.0kW以下に制御)。
交通ルールは原付一種(30km/h・二段階右折・二人乗り不可)を踏襲。
A. 新基準原付(原付免許でOK/125cc以下・4.0kW以下)
B. 電動バイク(原付相当〜原付二種相当を含む)
C. 特定小型原動機付自転車(免許不要/16歳以上)
- 誤解:「50ccは11月から乗れない」
正解:乗れます。生産が終わるだけで、登録済み車両の走行は可能。
- 誤解:「原付免許で“125ccが自由に”走れる」
正解:“新基準原付”として4.0kW以下に制御された車両のみ。ルールは従来の原付一種と同じ。
販売店・ユーザーからは
「生活の足が…」「価格や在庫が…」という声が上がる一方、
新基準原付への移行と免許不要の特定小型に期待が
集まっています。
報道各社も「10月末で生産終了」を繰り返し伝え、
移動手段の分岐点として注目されてきています。
- 1日の実走距離(往復・坂道・荷物ありで見積り)
- 保管・充電環境(屋外電源・防犯・防水)
- 年間維持費(税・自賠責・任意・電気/ガソリン・消耗品)
- 整備・部品(近隣で対応可? 生産終了後の供給は?)
- ルール適合(新基準原付=30km/h・二段階右折/特定小型=区分別の走行ルール)
まとめ
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“今すぐ”必要なら:近所で試乗して取り回し・ブレーキ感・登坂力を体感。
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“今の50cc”を持っているなら:保険・メンテ計画を更新して、焦らず次を選ぶ。
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“短距離メイン”なら:特定小型を候補に。新モデルの安全性・装備を比較。